タバコ・酒は痛みに悪影響
タバコと酒も、ずいぶん慢性の痛みに関係します。
タバコのニコチンは血管を収縮させる作用があり、タバコを吸うことで発生する一酸化炭素は血液中のヘモグロビンと結合して一種の貧血状態を起こしてコレステロールの血管付着の原因にもなります。
つまり、タバコを吸うことで血液循環が悪くなり、筋肉内の疲労物質や痛みの物質が血管を通して外に排出しにくくなって痛みが取れにくくなるのです。
例えば肩こりや腰痛は筋肉の持続的な収縮と血行不良によって起こるので、タバコを吸うと肩こりはさらにひどくなります。
頭痛も筋収縮性の場合は(だいたいがこの頭痛)頭や首筋のコリを頭痛として感じるので、筋肉の血行が悪くなるタバコで頭痛はひどくなります。
中高年に差し掛かったら、健康の面からも痛みの面からもタバコは吸わないに越したことはありません。
さて、お酒はどうでしょうか。
お酒を飲むと痛みに鈍感になるようなイメージがありますが、ほろ酔いでは痛みの感受性は20~30%上がります。
ベロベロに酔うと確かに痛みに鈍くなりますが、ピンで突くような痛みにはかえって敏感になるそうです。
アルコールには血管を広げて血行をよくする作用があります。
ただし、あまりたくさん飲みすぎると良いが冷めた時に反動で血管が強く収縮することがありますので気を付けてください。
タバコは精神的になストレスを和らげる以外に体に良いことはありませんが、お酒はたしなむ程度ならプラス面が多くまさに百薬の長と言えます。
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