五十歳を過ぎたランニングはヤバイかも
中高年になると健康のためにジョギングやランニングを始める人は多いと思います。
趣味のランニングが高じてマラソンランナーになる人もいるでしょう。
私の同級生の何人かはランニングが趣味で、毎日5キロ近く走ったり、マラソン大会に出場したりと結構なハードランナーです。
しかし、五十歳を過ぎたら、息が上がって辛くなるようなきつい有酸素運動は控えたほうがいいかもしれません。
日常的にきつい運動をしてると、体内に大量の活性酸素が発生します。
活性酸素は免疫力が活動するときに重要な役割をしますが、それが多すぎると体にダメージを与えるのです。
激しいランニングや、マラソンなどはまさに活性酸素を大量発生させるスポーツと言っていいでしょう。
さらに、ランニングやマラソンは膝を痛める危険性が高くなります。
先ほどの友人の中には、膝が痛くてしばらく休養していた人もいましたし、
やはりジョギングで膝をいためたという人を治療したこともあります。
中高年の体に良いのは、適度な運動です。
たとえばウォーキング。
1日30分のウォーキングは、運動しない人と比べて寿命が9年も伸びるという研究結果があるそうです。
それは、適度な運動は体の細胞に刺激を与えたり、がんをやっつけるNK細胞を活性化してくれたりするためです。
ただし、散歩ではなくウォーキングです。
散歩くらいののんびりした運動ではあまり効果が期待できません。
チョットだけきつく、汗ばむくらいがベスト。
歩いている時に笑顔が消え、一緒に歩いている人と会話もできないようなスピードなら早すぎですよ。
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