食べ合わせは大事だよ

昔から「ウナギと梅干を一緒に食べるとお腹を壊すから一緒に食べない方がいい」と言われますが、これは果たして本当なのでしょうか?

これは昔から言われているものではありますが、「迷信」というよりも、昔の人たちの「教え」です。

ウナギと梅干を一緒に食べるとなぜお腹に悪いと言われるのかというと、「食べ合わせ」が悪いからです。

他にも食べ合わせが悪い食べ物があります。

例えば、「マスと梅」「サバと梅」、「そばとナス」「天ぷらとスイカ」などですね。

食べ合わせがよくない…というのは、簡単に言えば「相性が悪い」ということです。

この「食べ合わせ」というのは、古代中国に発明された陰陽道(おんみょうどう)から生まれたもので、江戸時代に最も盛んに信じられていました。

青い梅は毒がある…ということで、大奥の誰かが誰かの子供を暗殺するために食べさせてた…という説もありますね。

この話が本当かどうかはわかりませんが、青い梅に毒があるということはありません。

ただ、生梅の中には、腹痛を起こす成分が含まれているのは確かな話。

その生梅をたまたまウナギと一緒に食べた人が腹痛を起こし、「ウナギと梅干は食べ合わせが悪い」という話が広まったのかもしれませんが、実は、科学的な根拠はないのです。

ウナギと梅干以外のものも科学的な根拠はないとされています。

食べ合わせによってお腹を壊すというのは科学的な根拠がありませんが、食べ合わせによっては健康に効果をもたらせてくれるというものはあります。

私達は毎日様々な食材を摂取していますが、それは偏ったものを食べると栄養も偏るためで、必然的に食材を組み合わせて摂取しなければなりません。

カルシウムを多く含むものであったり、ビタミンCを多く含むものであったりと、食材にはそれぞれ栄養素に特徴がありますよね。

「骨を丈夫にしたいからカルシウムを多く摂ろう」と考え、カルシウムを多く含む食材を摂取しようとしますが、カルシウムだけを一生懸命摂るのではなく、これにカルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食材も摂取することによって、カルシウムをきちんと摂取することができるようになります。

食事は好きなモノをただ食べるだけではなく、このように健康効果を考えながら効果的に食べたいものですね。


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