鰻(うなぎ)の刺身がない理由

世の中には、たくさんの美味しいお刺身がありますよね。

でも、おなじみの魚なのに、その中にないものがあります。「鰻(ウナギ)」のお刺身です。

いろいろなものをお刺身にする日本ですが、確かに私自身もうなぎの刺し身は見たことはありません。

これは何故だと思いますか?

理由は簡単です。単に、ウナギを刺身にしても美味しくないからです。

ウナギの肉には味が無く、ゴムのような触感があります。確かにあまり美味しそうではありませんね。

ただ、お刺身にしない理由はそれだけではないそうです。

血が混ざっている魚のお刺身をよく見かけると思いますが、血が混じっていても身体には害がないため売られています。

しかし、ウナギはそうはいかないのです、ウナギの血には毒が入っているんですよ! 

余談ですが、アナゴ・ハモ・ウツボにも、血に毒が含まれていますので、注意してくださいね。

ウナギの血には「イクチオヘモトキシン」という毒素が含まれており、口に入れると呼吸困難や吐き気を起こします。

また、傷口につくと傷口が膿んだり、赤く腫れたりします。さらに目に入ると結膜炎になってしまうそうです。

「じゃあ、ウナギ食べない方がいいのでは?」と不安になりますが、「イクチオヘモトキシン」はたんぱく質性の毒なので、60℃以上で5分間加熱すると毒は消えて普通に食べられるようになるんですよ。

だから、ウナギにはお刺身がないのです。

蒲焼にするのが一番美味しく安全に食べられるというわけですね。


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