ストレッチで腰痛・肩こり退治

長時間のデスクワークで、肩こり、腰痛に悩む人は少なくないはず。

パソコンを使って長い時間作業をする人で背中がスッキリのびた理想的な姿勢で座っている人はほとんどいませんよね。

私も含め、ほとんどの人が猫背になったり、足を組んだり、姿勢を崩しがちです。

パソコンではないですが、私が通っていた小学校の校長先生は、遠足先で休憩をするとき、背筋をしゃきっと伸ばしたとてもきれいな座り方をしていました。

この校長先生くらいビシッと座っていれば問題ないのですが、ねこ背などの崩れた姿勢が続くと、特定の筋肉にコリが生じ、血行が悪くなり、肩こりや腰痛を招くことになります。

このような事態にならないためにイスに座る姿勢を正しましょう。

正しい姿勢で座るには、まずイスの前にまっすぐ立ち、そのイメージを保ちながら腰を下ろすすることで骨盤が立ち、背骨が自然なＳ宇カーブを描く状態を保てます。

胸を張って無理に背筋を伸ばそうとするのは、背中の筋肉が過度に緊張するので背筋痛や腰痛の原因になるのでおすすめは出来ません。

しかし、最初は理想的な座り方をしていても、いつの間にか癖が出てしまい肩や背中がこってくる人もいるかと思います。

そこで、長時間の作業の途中で座ったままできるストレッチ方法をご紹介します。

肩がこってきた時は、左手で軽くイスをつかみながら頭を右に倒し、頭の重さで首の筋肉を10秒伸ばし、順に右手を添えて同じ方向に更に伸ばして10秒じっとします。

続いて右前方にも10秒伸ばす。左側も同じようにストレッチをしましょう。

腰や背中を伸ばしたいときは、上体を前に倒し背中を丸め、頭を床につけるように前かがみになり、頭を両足の間に入れるようにして背中の筋肉を10秒伸ばします。

この時、軽く足首をつかむとより背中が伸びます。

最初は思いついた時だけでストレッチをするくらいでかまいません。少しでも続けることが大事です。

ただし、このストレッチを続けても、腰痛や背筋痛が続いている場合、ストレッチが逆効果になる可能性もあるので、まずは病院で診てもらってください。

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