骨盤のゆがみとO脚

ゆがんだ骨盤とO脚の関係

気をつけの姿勢をしたときにつかない膝・・・

女性でO脚に悩んでいる方はとても多いと思います。

O脚だと見た目も悪いし、重心が後ろにかかるのでおしりも下がって見えて歩くとすぐ疲れます。

膝や膝下の骨のゆがみが原因でO脚になると思っている人が多いようですが、実は女性のO脚は膝や膝下の骨が問題ではなく、骨盤のゆがみが原因だとご存じでしたか？

四角い骨盤

骨盤は通常、正面から見ると逆三角形をしていますが、出産を経験したり運動不足で筋力が弱ってしまっていたりすると腸骨と仙骨をつなげる仙腸関節の靱帯が弱くなり、

骨盤の下部に当たる恥骨結合の部分が緩んで逆三角形が開いて四角形に近い形になります。

骨盤が正常な逆三角形なら、骨盤にくっついている大腿骨（太ももの骨）は内側に角度が付いて自然に膝がつくようになっています。

しかし骨盤が四角形だと下半身の大腿骨の確度は平行に近くなるので立ったときに両膝がつかないO脚になります。

骨盤のゆがみによるO脚チェック方法

鏡の前で、両足のかかとをつけて立ち、両足の中指が60°に開くように足を広げます。

この状態で、太ももから足の付け根にかけが膝下と比べてより大きく開いているのなら、そのO脚は骨盤が原因なので骨盤矯正と自宅ケアでかなりの改善が見込めます。

もし、膝から下の方が太ももの部分より大きく開いているなら、そのO脚は骨盤ではなく足首や膝に問題があるO脚と考えられます。