痛みのゲートコントロール
私たちは痛みをいつも同じように感じているわけではありません。
同じ痛みでも時には強く、時には弱く感じたりしています。
痛みは体に受けた刺激がそのまま脳に伝わる単純なものではなく、他の感覚(触覚、温覚)や気分、注意などの精神状態によっても影響を受ける複雑な感覚です。
足を踏まれていたいときに腕を思いっきりつねると脚の痛みを忘れる、スポーツに集中していると多少の痛みには気づかないなど日常生活では良く体験するのではないでしょうか。
これはゲートコントロールと呼ばれていて、痛みの門番が伝わる痛みの強さをコントロールしていると考えられ、このゲートは脊髄の中だけでなく中枢神経のいろいろなところに存在してます。
神経自身の外傷や炎症で神経の働きが悪くなっていると、このゲートがうまく動かなくなり痛みの信号が素通りになります。
痛みの信号が素通りになると肌がシャツに触れただけで痛い、風が吹いただけで痛い、歩くだけでかかとが痛いなど普通の生活を送るのにとても苦労するようになります。
つまり私たちが何の問題もなく日常生活を送れるのはこのゲートコントロールのおかげだと言えます。
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