我慢強い日本人

外国映画を見ていると、出演者がちょっと足を踏まれただけでオーバーな仕草で大騒ぎをするシーンに出くわすことがあると思います。

「それらいで大げさな・・・」と感じる方も多いでしょうが、実は痛みの感じ方の人種差を調べた研究で東洋人は他の人種と比べて痛みに強いことが分かっています。

だから私たちから見るとたいしたことがないように見えることでも、外国人にはおおげさではなく本当に痛いのでしょう。

特に日本は忍耐を美徳と考え、痛みを我慢することによって精神面を鍛えるという風土が昔からありましたが、これに対してアメリカは逆です。

「痛みは悪者」と割り切っていて、腰痛や肩こり、膝痛などのさまざまな痛みを我慢しようとはしません。

したがって鎮痛剤の個人使用量も日本の3倍で、無痛分娩の普及率も95%以上と高率です。

心理学の面から痛みのとらえ方を調べたフランスの心理学者ジャン・ブルトー・ブエは、痛みに対する日本人の独特な感情についても研究し、日本人の患者は痛みに過度に耐えようとするので接し方が特に難しいとまとめています。

しかし医学的には痛みを不必要に耐えることはマイナスです。

痛みがあるから病気が治るわけではないので、我慢する必要はないでしょう。

腰痛・膝痛・肩こりなら北九州の整体 快整体院 北九州

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