山芋で長生き!

平安時代の医術書『医心方』に「長く食していると、体が軽くなって飢えに対する抵抗力もつき、寿命も延びる」と書かれているヤマイモ。

昔から元気の出る長寿食として愛されてきました。

井原西鶴『好色一代男』の主人公も、とろろ汁が大好きだったそうです。

ヤマイモは、小売店などでは長芋(ながいも)や大薯(だいしょ)なども同じヤマイモの種類として扱われることも多いですが、正確に言うと、山の芋(やまのいも)、自然薯(じねんじょ)と呼ばれる日本原産のものがヤマイモです。

長芋や大薯は中国原産で17世紀に日本に入ってきました。

どの品種も晩秋から冬にかけて旬を迎えます。秋に収穫されたものを数カ月貯蔵すると味が濃くなり、 逆にアクは少なくなってきます。

世界にイモの品種は数多くあり、それぞれに様々な形で調理されていますが、イモを生のまま食べることはまずありません。唯一、生で美味しく食べられ続けてきたのがヤマイモです。

山芋の主成分は炭水化物ですが、いろいろな消化酵素が豊富に含まれており、でんぷん分解酵素のジアスターゼなどは大根の約3倍も含有されています。

その他にもアミラーゼ、グリコシターゼやムチン、アルギニンといった特殊な成分も豊富に含まれてまさに消化酵素の宝庫。

とろろ汁でご飯を少々食べ過ぎても、もたれにくいのはこの酵素のおかげです。

また、筋肉や骨の形成に役立つタンパク質とカルシウム、抗酸化作用と若返り効果のビタミンE、強精の働きのある亜鉛も含まれていますよ。


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