脂肪は本当に悪い奴?

私の周りには少し太っただけでも大騒ぎをする人が多いようです。

(例えばうちの家内ように)体重に敏感なのは女性が多いですが、私を含めた中年男性も体重が増えるとあまりいい気がしない人がほとんどだと思います。

その証拠にテレビ通販でも健康番組でもダイエットに関する商品や情報が氾濫していますよね。

ではなぜみんなそれほど気にするのでしょうか?

それは、太ると見た目が格好悪くなるということがありますが、一般的に太るのは脂肪のせい=脂肪は身体に悪いものというイメージが定着しているからではないでしょうか。

脂肪というと、すぐに「肥満」とか「生活習慣病」と結び付けてしまう人もいますが、それは「脂肪をつけすぎたら」なのです。

人類は誕生して以来、ずっと飢えと戦ってきました。

だから体が脂肪を溜め込むのは、飢えで人間が絶滅しないための自己防衛機能なんですよ。

学校でも習ったことがある方も多いとは思いますが、脂肪(脂質)は炭水化物(糖質)、タンパク質と並ぶ、食物の三大栄養素の一つで、私達の身体にとって脂肪は決して悪いものではありません。

その脂肪には下記のような3つの大きな働きがあります。

1,必要なときに燃焼されることで不足したエネルギーの補給
2,熱伝導率が低いので、身体から熱を逃げにくくする保温効果
3,柔らかいので、からだを外部の衝撃から守るためにクッションのような役割
4,細胞膜やホルモンを作る材料

このような特徴を見ると、脂肪は悪モノではなくいわば健康を維持するために必要不可欠な大切なものとわかりますね。

脂肪は決して悪い奴でも不必要な奴でもありません。悪いのは必要以上に食べ過ぎて脂肪を貯めこんでしまう私達なのです。

健康のために食事のコントロールをするのはいいことですが、ダイエットのし過ぎで必要以上に脂肪を減らさないよう気をつけながら上手に付き合っていくようにしたいものですね。


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