とっても怖い「ペットボトル症候群」
みなさんは、ペットボトル症候群というものをご存知でしょうか?
ペットボトル症候群とは、清涼飲料の飲み過ぎなどで、急性の糖尿病になってしまうものです。
1990年代に大量の清涼飲料水を水代わりに飲んでいた高校生が意識障害を起こして病院に搬送されるケースが報告され、彼らがペットボトル飲料を多く飲んでいたことからこの名前が付けられたものです。
若者は、水やお茶を飲まずにジュースなどの飲料水を飲み過ぎてしまう傾向がありますが、ジュースの中には想像以上の糖分が含まれています。
コーラ1本でスティックシュガー30本分(150グラム)の砂糖が入っていることを知っていますか?
スポーツドリンクでは、100グラムの砂糖が入っているのです!
人が1日に摂取してよい糖分の量は20グラムと言われていますから、コーラ1本飲んだだけで、すでに許容量の軽く7倍以上を摂ってしまっていることになります。
先程の例にあった高校生の意識障害の原因は、清涼飲料水を大量に飲むことで糖分の過剰摂取により引き起こされる「急性糖尿病」です。
急性糖尿病の症状としては「体がだるくなる、喉が渇きやすくなる」などがあり、ひどいケースだと昏睡状態に陥ることもあります。
ここ10~20年ほど前から若者によく見られるようになってきた病気です。
「じゃあ、野菜ジュースならいいのでは?」と言う人もいますが、野菜ジュースにも大量の黒蜜や蜂蜜などが含まれているので注意が必要です。
知り合いの母親で、果汁100%のジュースを子供によく飲ませていたら、その個が虫歯になったという例がありました。
その母親いわく、「天然のジュースなら甘くても虫歯にならないと思っていた」そうです。
しかしよく考えてみて下さい。野菜だけであれだけの甘い味がするわけがないのです。
砂糖はすぐに体内に吸収されるので血糖値が急激に上がってしまいます。そうなると体はこれを下げようとする働きを始めるため、インシュリンを大量に分泌します。
インシュリンを大量に分泌してしまうと、今度は低血糖状態になり、体がものすごくだるくなったり、イライラするようになってしまいます。
最近は若者だけでなく、子供も甘いジュースを大量に飲むようになってきています。
子供たちがキレやすくなってきているのも、このことが背景にあるかもしれませんね。
糖尿病などの病気にならないためにもジュースや清涼飲料水の摂り方に十分気をつけて飲んでいただきたいと思います。
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