指の関節が腫れて痛い
手の指の関節が腫れる病気が増えてきます。
関節リウマチによる炎症とよく似ていますが、これは「変形性関節症」で、指の老化のようなものだと考えられています。(筋肉が硬くなって起こる場合も多い)
この病気はいわゆる第一関節(指先に近い関節)に起こることが多く、関節リウマチでは第二関節に出やすい傾向があります。
この疾患を最初に報告したヘバーデン博士の名から「ヘバーデン結節」と呼ばれています。
病院でレントゲンを撮ると、指の関節と関節の間が狭くなっていたり、骨棘形成(骨のとげ)などが見つかったりします。
場合によっては、関節が溶けているのが見られることもあります。
一般に40歳代の女性に比較的多く、男性よりも10倍かかりやすいという統計もあります。
発症年齢はだいたい45歳以上で、平均すると55~56歳。
男性は発症の平均年齢が高くなる傾向のようです。
冷えによるもの、使いすぎによるもの、筋肉が硬くなったことによるものは当院での対応が可能です。
関節がはれたり熱を持ったりしている場合はシップを貼って当院にご来院ください。
あまりにひどい場合は早めの整形外科の受診も検討してくださいね。
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