炭水化物ダイエット

これは食事の量を減らさずに、質を変えて体重減を目指すダイエット方法です。

「ご飯やパン、麺類、芋類、お菓子など炭水化物(糖分)を多く含む食品は控えるか一切食べないが、肉や魚、揚げ物などタンパク質や脂肪を多く含む食品はいくら食べてもいい。」という素敵なダイエットです。

しかし、食事の量を減らさなくてもいいなんてちょっと怪しい感じがしますね。

でも炭水化物が少ないと、体は脂肪を燃やしてエネルギーを得るので、食べる量は以前と同じでも脂肪を減らすことができるんです。

炭水化物をとる量を減らすと、糖分を脂肪として体にため込むホルモン「インスリン」も分泌される量が減り、痩せやすい体質になるというしっかりした理論の裏付けもあります。

米国で発表された研究では、低脂肪や菜食中心など他の3種類のダイエット方と1年後の変化を比べた結果、この炭水化物ダイエットの場合に最も体重と中性脂肪が減り、善玉コレステロールが増えたという結果が出ています。

ただし、ご飯や麺類が大好きな人には不向き。

がんばってダイエットしても、そのうちご飯や麺類が夢に出てくるようになり、最後にはラーメン定食のような炭水化物だらけの食事に逆戻りします。

その時はリバウンドして、ダイエットする前より体重が増えている可能性が高いです。

また、1日4000キロカロリー以上食べる極端な大食漢には効果が薄いそうです。

糖尿病で薬の服用、注射を打っている人は低血糖発作になる恐れがあるためしないほうが無難です。

自分に合いそうだなと思ったら、是非試してみてください。

ちなみに私は炭水化物（特にご飯）を半分に減らすことで10kgくらい体重を落とすことが出来たので、ちゃんと実行すればきっと効果は出ると思いますよ。

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