ぎっくり腰との闘い:北九州市の整体師が解説する、その痛みがクセになる理由と対策

北九州市にお住まいの皆様こんにちは、快整体院です。今回はぎっくり腰にまつわるお話をしたいと思います。

春や秋など季節の変わり目になるとぎっくり腰の方が来院することが多くなります。ぎっくり腰まではいかなくても、春先や秋口に腰がちょっと痛くなったという経験したことのある方も多いでしょう。そんなとき、「ぎっくり腰はクセになるから気を付けて」と言われたことはないでしょうか。

なぜこの症状が一般的な腰痛と違って「クセ」になるのか、そしてそのサイクルから抜け出すためにはどうしたらいいかについてご説明いたします。

 

ぎっくり腰がクセになる根本的な理由

筋肉は、骨や関節をサポートし、正しい姿勢を維持する役割を果たしています。ぎっくり腰とは無縁の方の筋肉は強く、しっかりと体を支えています。そのため、重いものを持ったり、不自然な姿勢をとったりしても筋肉が腰をしっかり保護します。

しかしながら、ぎっくり腰を発症する方の多くは、日ごろの運動不足や加齢のため、からだのいろいろな筋肉が弱くなっています。特に腰回りの筋肉が弱くなると、脊椎や周辺の構造を正しく支えられなくなり、腰にかかるストレスが適切に分散されず、ぎっくり腰になるのです。

すこしずつ筋肉量が落ちてきたからだは、ぎっくり腰を発症した時点ですでに「ぎっくり腰がクセになる」ような状態になっています。そのため、ぎっくり腰が治っても腰回りの筋肉不足は解消されていないと、ちょっと腰回りに負担がかかる動作をしただけで痛みが再発してしまいます。

 

ぎっくり腰がクセになる心理的原因

ぎっくり腰の痛みがクセになる背景には、身体だけでなく心理的な要因もからんでいます。初めてぎっくり腰になった時、ぎっくり腰のために仕事を休むことが出来たり、同情をしてもらったりなど、一時的に不安やストレスを回避できたことや、周りから注目を集めたりすることがあった場合、それが快感となりからだが無意識的にぎっくり腰を再発させるような場合もあります。

 

ぎっくり腰がクセになるサイクルの断ち切り方

快整体院では、患者さんたちに対しては、痛みの改善だけでなく、そのクセを断ち切るためのアプローチも重要視しています。

ぎっくり腰と向き合い、クセになるサイクルから解放されるためには、正しい姿勢の維持、日頃のストレッチ習慣による筋肉の柔軟性確保、筋力を維持する運動習慣の導入などが重要です。また、整体による施術だけでなく、日常生活での心地よい習慣も大切です。忙しい生活の中でも、日常からからだと心のバランスを保つことがぎっくり腰に対する最も効果的な予防策となります。

整体師として、皆様の健康な日常のお手伝いができれば幸いです。どうぞお身体にはお気をつけて、快適な毎日をお過ごしください。

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