中高年の腰痛、膝の痛みがみるみる良くなる「正しい」歩き方

歩くビジネスマン

あなたは1日に何歩くらい歩きますか。

厚生労働省による「平成26年国民健康・栄養調査結果の概要ある調査」によると、私たち日本人の成人一日あたりの平均歩数は男性で7043歩、女性で6015歩だそうです。

そのなかで1日1万歩以上歩いている人は男性29.2%、女性21.8%もいるそうです。

驚きというか、それだけ健康に気を使っている人が多くなってきている証拠ですね。

施術院の近くにある川沿いのコースなどでもよく散歩やパワーウォークなどをしている人を見かけますし、あなたの周りでも「健康のために歩いている」という人は結構多いのでは・・・。

私は仕事場まで片道20分を歩きますので1日7000歩くらいは歩いていると思いますが、さすがに1万歩は歩いていないでしょうね。

日頃ウォーキングをしている人は健康のために歩いていると思うのですが、当院に来院される方のなかに結構な割合でウォーキングで「ひざが痛くなった」とか「腰が重くなる」とおっしゃる方がいます。

カラダにいいはずのウォーキングで調子が悪くなる・・・これはなぜでしょう??

一見矛盾した現象ですが、実際に歩けば歩くほどカラダが悪くなる人が存在します。

その理由はズバリ「歩き方」なんです。

私たちは起きている間いろいろな動作をしますが、一番多い動作はやはり歩行。

毎日歩行で何千回も同じ動作を繰り返すわけですし、さらにウォーキングで余計に歩くことで自分の「歩き方」が体に強い影響を与えるようになります。

その「歩き方」が自分の体に合っていなければ、1日1万歩以上歩いても健康になるどころか足、腰、ひざなどを痛めてしまう可能性が高くなるのです。

もし、あなたが慢性的に腰痛や膝痛などを抱えているのなら、もしかしたらその痛みはあなたの歩き方から来ているのかもしれませんよ。

毎日1万歩以上ウォーキングをしたり、ジョギング・マラソンを趣味にしていたりしていて腰痛やひざ痛などの不調があるなら、是非このコラムを読んでみてください。

あなたの歩き方を変えれば、足や腰、ひざの痛みがびっくりするほどよくなるかもしれません。

このコラムではそんな「体にあったやさしい歩き方」について考えていきたいと思います。

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