とっても怖いサルコペニア肥満

あなたはメタボ解消のためにダイエットをしていますか。

もしあなたが「食事制限」だけででダイエットをしているなら、将来、体重が減っても体内は脂肪だらけになってしまう危険性があるのをご存じですか。

この肥満はサルコペニア肥満と呼ばれていて、高血圧や高脂質症、糖尿病などメタボ系の生活習慣病や運動機能低下を引き起こし、寝たきりになるリスクを高めます。

食事量を減らせば体重が減るので、ダイエットに成功したと思われがちですが、実は食事量だけを減らして運動を取り入れないと、脂肪ではなく“筋肉”が減ってしまいます。

つまり、減った体重は筋肉量であって脂肪量ではないということです。

さらに筋肉が減ると、そこに脂肪がついてしまう可能性も高くなります。

この怖いサルコペニア肥満を防ぐには、「ダイエットをしながらでも、しっかり筋肉量を増やす」ことです。

1日の生命活動に必要なエネルギーを確保するために、一日三食はしっかり取りましょう。

筋肉のためにタンパク質を意識して摂るといいでしょう。

おすすめは食物性タンパク質の「納豆」。

そしてお菓子やジュースなど、それ以外の間食をやめて余分なカロリーを取らないように気をつけながら、スクワットや階段昇降などの筋トレを日常生活の中に取り入れて、筋肉量をアップするようにしてください。

十分な筋肉量を確保すれば基礎代謝量が増えるのでダイエットも成功しやすくなります。

体重が減っても筋肉が少なければ見た目も健康的には見えないですよ。

ダイエットの成果は「体重を何キロ落としたか」ではなく「体脂肪をどれくらい減らしたか」で考えるのが重要。

見た目も引き締まり、生活習慣病も防ぐことができます。

「引き締まった体になりたい」「将来寝たきりになりたくない」

そう思ったら、ダイエットをしながら筋力を育てましょう。

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