長生きしたきゃ「肉」を食え

若い頃は何を食べても太らず病気もせず、健康いっぱいですが、中年を過ぎた頃から食べ物には気をつけなければいけなくなります。

中高年になったら肉ではなく魚を食べたほうがいいと、全く肉を食べない人がいます。

しかし、実際は肉も含めていろいろな食材をバランスよく食べるのが一番体にいいようです。

東京都が百歳以上の老人の食事調査をしたところ、毎日動物性蛋白質を食べる調査対象の男性で100%、女性で80%以上もいたそうです。

この結果から見ると、肉をしっかり食べても寿命に何ら問題ないことがわかりますね。

なぜ中高年でも肉を食べたほうがいいのか・・・。

それはタンパク質は癌をやっつけてくれるNK細胞を活性化してくれるからなんです。

タンパク質を毎日しっかり取ることで、NK細胞が活性化されてがんになりにくい体になるんだそうです。

80歳を過ぎてもバリバリ仕事をしている人には肉好きが多いというのも事実。

イメージ的には肉食中心よりも菜食主義者のほうが健康的で長生きしそうですが、アメリカ・コロラド大学の調査では、100歳以上生きている人に菜食主義者はいなかったそうです。

中高年に肉は良くないと言われていますが、それは動物性蛋白質は大腸に負担をかけるので、肉ばかりを大量に食べているといけないということのようです。

タンパク質をしっかり取っていれば筋肉がつきやすくなるので、中高年の腰痛や膝痛などのつらい病気になりにくいメリットもありますね。

ただし、食べるだけで運動をしなければ筋肉はつきません。

健康な毎日を送るためにも、肉も含めたバランスの良い食事と運動を心がけましょう。


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