腰痛や膝の痛みが即解決!中高年のための体を治す歩き方講座 part 10
まとめ
色々と書いてきましたが、情報がバラバラでわかりにくいところもあったと思います。
そこで、我々日本人のカラダに負担が少ない、効率よい歩き方をするにはどうしたらいいかをまとめてみました。
1,骨盤を立てて歩く
骨盤が後ろに倒れている日本人が一番苦手な姿勢かもしれませんが、体に負担をかけずに力強く前進するためにはぜひともマスターしてほしい姿勢です。
お腹は引っ込めて「おしりを少し突き出す」ような姿勢をキープしながら歩きましょう。
2,足先を外側少し広げ、足の小指側に体重を乗せて歩く
日本人の多くはすねの骨が内側にねじれ、足が内側に傾いて体重が体の中心に寄っている場合が多いです。
このままだと下半身によって前進にブレーキがかかってしまうので、そうならないように膝を進行方向に向け、足の外側に体重を乗せるような意識で歩いてください。
強い偏平足の方は、靴の中敷にインソールを使ってもいいかもしれません。
3,2本線上を歩
歩くときに身体がねじれて腰に負担がかからないよう、2本線上を歩くつもりで歩行してください。
太い線をまたぐような気持ちで歩くと良いでしょう。
はじめはギクシャクした歩きになるかもしれませんが、そのうち慣れてきます。
4,膝を軽く曲げて歩く
歩くときは脚の筋力を使うだけでなく、床からの反発力と重力の助けを借りると楽に前進することが出来ます。
この2つの力を使うために、膝を軽く曲げ、かかとでしっかりと踏み込みながら歩きましょう。
歩幅を広げてすぎると膝が伸びきってしまうため、しっかりと踏み込むことができなくなります。
歩幅は広げずに、かかとが地面につくと同時に膝の力を軽く抜くような意識で歩きましょう。
いかがでしょうか? 以上が中高年のための「正しい歩き方」です。
慣れるまではちょっと難しいかもしれませんが繰り返し練習してくださいね。
でも、この4つのポイントをすべて一度に試す必要はありませんよ。
今のあなたの歩き方は何十年もかけて生み出さたものですので、急に変えるのは無理があります。
1つずつクリアーしながら、時間をかけて自分の歩きを変えていきましょうね。
根気よくトライして、カラダの変化を楽しんでください。
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