正座のしびれと坐骨神経痛
今までに一度や二度は正座の後に脚がしびれて立てなくなったことがあると思いますが、このしびれと痛みは大きな関係があるのをご存じですか。
通常しびれの原因は血行障害と神経の圧迫で、正座によるしびれはまさにこの2つが原因で起こります。
正座によって脚の血行が悪くなることで代謝異常が起こり、発痛物質が発生します。
その状態で立とうとすると急激に血行が良くなり、発生した発痛物質が脚全体に行き渡り針でつつかれて様なピリピリした痛みを感じ、長時間の圧迫によって脚の感覚神経に異常が発生して脚にうまく力が入らないようになります。
私たちの体の神経は繊維の太さによって6つに分かれていますが、一番太いのが運動神経で、次に太いのが知覚神経、一番細い2種類の神経は痛みを伝えます。
正座をしていると太い神経からやられていきますので、まずは運動、次に知覚が麻痺してきます。
そして最後には痛みを感じる神経だけが残るので、血流が改善したときに発痛物質を敏感に感じ取りピリピリとした痛みを感じるわけです。
これは坐骨神経痛のしびれとも似たところがありますね。
坐骨神経痛になると、歩くのがぎこちなくなったりしびれなどの感覚が出ることが多いです。
だから坐骨神経痛は、患者さんの腰から足にかけての血行不良と神経の圧迫が改善のヒントになります。
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