ストレスと痛みの関係
日常生活で受けるストレスが痛みを発生させる場合があります。
通常、痛みは何らかの外部刺激によって発生するものですが、精神的に強いストレスを受けた場合でも痛みを感じることがあります。
このような強いストレスは私たちのカラダの交感神経や運動神経を強く刺激して緊張させます。
するとその刺激によって血管が収縮し血行が悪くなるので、筋肉に酸素が行き渡らなくなり酸欠状態になります。
この筋肉の酸欠状態はブラジキニンなどの発痛物質を発生させるので、その信号を受けた脳が痛みを感じるようになります。
私たちが受けるストレスは様々なものがあります。
通常ストレスといえば仕事などで受ける精神的プレッシャーを指すことが多いのですが、実際には「精神的ストレス」「社会的ストレス」「痛みによるストレス」をいったものが存在します。
精神的ストレスは、緊張や悩み、不安、抑うつ、怒り、性格的なもの(完全主義や悲観主義)から起きるストレスで、大きな枠でのストレスを指します。
それに対して社会的ストレス(仕事、家庭、人間関係など)はもう少し具体的なもので、不満のある仕事、職場での人間関係、職場の社会的地位、業績に対するプレッシャー、経済的問題、社会不安(ニュースから得る社会問題)などから起こるストレスです。
また、痛みもストレスの原因になります。
このストレスは、痛みに対する恐怖、痛みからくる気分の落ち込み、痛みに対して過敏になる、痛みは取れないと信じ込んでいる状態からくるストレスです。
慢性痛に関係のある心理的要因は色々あり、それらが複雑にからみ合っています。
これらのストレス要因が多ければ多いほど症状が慢性化する確率は高くなります。
したがって自分の受けているストレス要因を見つけ出し、一つづつ解決することが大変重要になります。
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