台所の千両役者「大根」

煮物、味噌汁、大根おろし、切り干し大根など、様々なレシピで活躍する大根。

江戸の時代から「生でよし、すってまたよし、煮てもよし。

干して、漬けても、これまたよしよし」と言われるように、暮らしには欠かせない台所の千両役者でした。

元禄8年(1695年)の『本朝食鑑』には「民間では常に作り、四時いつでも用いている。したがって全国を通じて無い所というのはない」と書かれています。

葉がみそ汁や漬物、炒め煮などに活用できることにもお得感があったようです。

また「大根好きの医者要らず」ということわざもあるように、健康に役立つということでも人気を集めていたようです。

江戸の川柳に「急ぐなら大根おろしで喰へといい 」というのがあります。

「急いでいるなら、ご飯に大根おろしを掛けて食べなさい」ということ、すなわち「食べる消化薬」としての役割を言ってるんですね。

大根には、でんぷん分解酵素のジアスターゼがたくさん含まれているので、急いで食べても消化が良く、素早く体の力になります。

またオキシターゼ酵素も豊富で、発ガン性物質を分解する働きもあります。

焼き魚に大根おろしを添えて食べるようになったのは、そういう理由もあったのかもしれません。

さらに、大根の葉には根の部分よりもはるかに多くのビタミンCが含まれ、美肌効果もあるんですよ。


北九州市の腰痛・膝痛・肩こり整体ならお任せ!
快整体院 北九州のご予約は093-921-5515まで
営業時間:10:00 ~ 19:00
定休日 :日曜日、祝祭日
所在地 :北九州市小倉南区城野4-1-3


コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ