ラッキョウの幅広い薬効

カレーライスの薬味でよく目にするらっきょう。

実はネギやたまねぎなどと同じ様な調理方法で食べられていたりする食材なんです。

一般的にはラッキョウは甘酢漬けで食べますが、旬のこの時期、生のままみそをつけて食べるのも美味しいですよ。

このラッキョウ、昔から食用はもちろん、薬用としても幅広く使われてきたようです。

中国の明(みん)時代(1368~1644年)の薬学書「本草網目」には、「掘った鱗茎地下茎(りんけいちかけい)を火にくべて食べるので、世俗では火葱と呼んでいる」とラッキョウを紹介しています。

この中には「心病は宜しくこれを食すべく、産婦に利あり」、「煮て食すれば寒さに耐え、中(おなか)を調え、不足を補い、下痢を止め、人を肥健にする」、「身を軽くして飢えず、老いに耐えしむ」など様々な薬効が記載されています。

日本でも、江戸初期に宮崎安貞が著した「農業全書」に、ラッキョウの薬効について「人を補い温め、また学問する人が食べれば、神に通じ魂魄(たましい)を安ずる」と書かれています。

また、寺島良安という医師が著した「和漢三才図絵」には、やけどのぬり薬や婦人病の治療に使われたとあります。

何だか、すごい薬効が並んでいますよね。「老いに耐えしむ」というのは、今でいうアンチエイジング。

「魂魄を安ずる」というのは不眠防止。

さらにはガン予防および抑制・生活習慣病予防、整腸作用、疲労回復、生活習慣病・糖尿病・高血圧の予防などの効果もあるとされています。

こんなに素晴らしいらっきょう。早速ひとつ食べたくなったのではありませんか?


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