ドローインだけでは脂肪は減らない

お腹をへこますドローインという運動を続けると1ヶ月程度でも腹囲の減少が期待できます。

しかし、それで脂肪が減ったと思うのは間違いです。

この腹囲減少は、コルセットのような働きをする腹横筋が引き締まって内臓の張り出しを抑えている面が大きいからです。

もちろん、ドローインを続ければ、運動量や筋肉量の増加になり、長い目で見ると脂肪消費につながります。

しかし効率的に脂肪を減らすなら、やはり有酸素運動は欠かせません。

ウォーキングなどの有酸素運動は、持続的な運動で酸素を消費して脂肪を燃やす効果があるからです。

この有酸素運動とドローインを組み合わせるとお腹まわりをへこますのに大変高い効果が期待できます。

ある実験によると、10分間の歩行でドローインしながらの歩行と通常の歩行を30秒ずつ交互に繰り返すと、通常歩行だけの場合よりカロリーが40%前後上昇しました。

通常歩行(体重70kg)は1時間で約220キロカロリー消費するとされていますが、これにドローインを加えてカロリー消費が40%増しになったとすると、約310キロカロリーの消費になるのです。

ところで、腹、腕、足などの部位を選んで脂肪を落とすことは可能なのでしょうか。

最近では部分やせの可能性を唱える学者もいますが、まだ科学的な証明はなされていないようです。

とはいえ、お腹が気になる人はがっかりする必要はありません。

内臓脂肪は皮下脂肪よりも3倍ほど減りやすい性質なので、努力をするとその結果がわりとすぐに出ます。

この機会にぜひ普段歩くときにもドローインをしてはいかがでしょうか。


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